[ まほろば日記 ] をいつも御覧頂いている皆さま、
2017年も まほろば を宜しくお願い致します。
スタッフによる「ライブレポ」にも書かれていますように、
今年は有難くもお正月三が日から地元福井での公演があり、
昨年末は諸々の準備に明け暮れていたこともあってか
新年を迎えたような、迎えていないような、、、なんとも不思議な気分です。
・地元での初公演
・配信デビューシングルのリリース
・iTunesジャンル別ランキング1位獲得
・全国誌「サウンド・デザイナー」でのインタビュー掲載
などなど、本当に様々なことがあった1月前半で、ここに書き残しておきたいこともたくさんあるのですが、
今回は敢えて!
「いつも練習している沼」
について書いていければと思います。
これは1月13日に公開されました、音楽情報サイト「DTMステーション」での
まほろばロングインタビュー内に出てくる一文なのですが、
「沼!」と思われた方も多いかと思い、ここで補足をさせて頂ければと…
達-TATSU- が和楽器集団のリーダーとして活動していた10代後半の頃、
当時のメンバー6人で福井から関東へ引っ越し、集団生活をしていた時期がありました。
アパート住まいだったためもちろん自宅で音は出せず、
スタジオを借りる金銭的余裕もないため、近所にある「沼」で日々の練習を行っていたようです。
一度その頃の写真を見せてもらったことがあるのですが、
正真正銘の「沼」でした。
雑草だらけのその「沼」にSM57(マイク)を立て、PCにつなぎ
太鼓や篠笛を録音している写真はなかなか衝撃的でした。
水辺にSM57… 水辺にPC…
その「沼」だけでなく、集団生活時代の話は聞けば聞くほどにしょっぱく、
インスタントコーヒー2,3粒でほぼお湯状態のコーヒーを飲んでいた、とか
親御さんが送ってくれるお菓子がなくなるのが怖くて封を開けることさえできなかった、とか
空腹のあまり眠れなかった、とか…
「いつも練習している沼」という一文には、
そういった 達-TATSU- のトラウマ的思い出が詰まっているのです。。
では地元福井ではどこで練習していたのかと聞けば、
「山」
とのこと…
今はスタジオで練習ができ、自宅に制作スタジオを持つことまででき、
本当に良かったですね、と心の底から思うのでした。
とは言え、現在私たちの制作拠点である「まほろばスタジオ」もまだまだ進化の途中。
過去を振り返るのは程々に、、、今後もまだまだ前へと進んでいかなければ!
と、気持ちを新たにする今日この頃なのです。
今回もご清覧、有難う御座いました。
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